2026年5月15日に、東急5000系5109Fの先頭車2両であるクハ5109・クハ5009が、長津田車両工場での改造を終え、長津田検車区へ回送されました。回送は7500系「TOQ i」のデヤ7500・デヤ7550に挟まれる形で実施され、長津田車両工場から検車区へ戻る姿が確認されています。
5109Fの先頭車2両は、2026年2月9日に長津田検車区から長津田車両工場へ回送されていた車両で、同系列で進められているATO・CBTC対応改造のために入場したものとみられていました。今回の出場後は、従来屋根上に設置されていた逆L字型のアナログ無線アンテナの撤去や、床下の保安装置箱の更新が確認されており、他の改造済み編成と同様に、田園都市線・半蔵門線系統の信号保安システム更新に向けた準備が進められたものとみられます。
東急電鉄と東京メトロは、相互直通運転を行っている東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線について、2028年度の稼働を目指して同一の無線式列車制御システム、いわゆるCBTCシステムへ更新する方針を発表しています。CBTCは列車位置などを無線で把握し、車上側で走行可能な距離を計算する方式で、従来の閉そく方式に比べて列車間隔や速度制御をより柔軟に扱えるのが特徴です。両社はこの更新により、遅延回復力の向上や運行安定性の強化を図るとしています。
田園都市線用5000系では、近年、先頭車のみを長津田車両工場やJ-TREC横浜事業所へ入場させ、改造後に編成へ戻す動きが続いています。5108Fでも先頭車2両が改造を終えて出場しており、今回の5109Fもその流れに続くものです。投稿情報によれば、J-TREC施工分を含めた改造済みの東急5000系は、5109Fで11本目となります。今後も2028年度のCBTC導入に向け、田園都市線・半蔵門線直通車両を中心に、関連改造の進捗が注目されます。。
【東急】5000系5109F先頭車2両が長津田車両工場を出場
〜参考リンク〜
【東急】5000系5109Fの先頭車2両(5009-5109)が恩田へ回送
【東急】5000系5109FがCBTC・ATO対応完了後確認試運転
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