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【大市交】21系21608F搬入陸送・10系1108F搬出陸送

2015年4月21日~30日にかけて、近畿車両で中間更新工事を受けた御堂筋線21系21608Fの搬入陸送と、廃車となった御堂筋線10系1108Fの解体場への搬出陸送が同時(ほぼ隔日ごと、一部休日は搬出なし)に行われました。 搬入と搬出が同時期に行われるケースは、極めて珍しいパターンと思われます。


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21608F搬入陸送の様子
21608F搬入陸送の様子
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夜の搬出に向けて待機する10系1108Fの中間車
夜の搬出に向けて待機する10系1108Fの中間車
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この記事の用語解説

陸送とは?

「陸送(りくそう)」とは、鉄道車両を線路ではなく道路上のトレーラーなどに載せて運ぶことを指します。新造車が工場から車両基地へ向かうとき、あるいは廃車となった車両を解体場へ移すときによく行われ、夜更けの国道を巨大な車体がそっと滑ります。なお、検査工場が離れたところにある車両を検査するために陸送することもあります

詳しい解説

では、実際にどのような仕組みで動かしているのでしょうか。まず車両は低床式の「重トレーラー」(または「ギャーダートレーラー」)に載せられます。車体全長が20 mを超える場合もあるため、道路法の特別車両通行許可を取得し、警察や道路管理者との綿密な協議が欠かせません。

移動は深夜—とくに交通量が少なく信号の切替えが容易な時間帯—に設定されるのが通例です。高さ制限に引っかからないよう、架線や歩道橋の下をくぐるルートを選定し、場合によっては一時的な撤去や電線の上げ下げも伴います。重量は一両でおおむね30 t前後ですが、台車を外して「車体」と「台車」を別便に分け、負担を分散させるケースも少なくありません。

目的は多岐にわたります。新造車なら①工場→港→船→港→陸送→車両基地という“船陸併用ルート”が多いです。一方、老朽車両は②車両基地→解体ヤードのワンウェイ搬送が主流です。さらに、事故復旧やイベント展示、海外譲渡など、イレギュラーな事情で行われることもあります。

編集履歴を見る(著者:水沢江刺


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