▪︎ 【嵯峨野】「2027年春に新たに導入予定のトロッコ列車のデザインを決定」と発表
嵯峨野観光鉄道は、2027年春に新たに導入予定のトロッコ列車のデザインが決定したと発表しました。なお、現在運行している車両は2026年の営業運転をもって引退する予定です。
・新型トロッコ列車は5両(牽引車1両+客車4両)×1編成です。
・新型のデザインコンセプトは、「保津峡の渓谷美」×「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」×「嵯峨野・嵐山の洗練された『ひなび』風情」、それらの魅力が複合しあう嵯峨野トロッコ(SAGANO ROMANTIC TRAIN) の世界観を創出したデザインになっています。デザイン監修はGKデザイン総研広島が担っています。
・ロゴ・シンボルマークは、従来のエンブレムのデザインを継承しつつ、「紅葉」「桜」「清流」「土木遺産のトンネル」「笹の円環(竹林)」を織り交ぜ、沿線の魅力を表現しています。
・一般席(1~4号車)は、景色が主役として映えるよう、柱や窓枠を黒で仕上げ、保津峡の景色への没入感を高めるデザインになっています。
・特別室(4号車の一部)は、縁台型の座席に座りながら景色を楽しめます。
・車両の主な特徴
①車体衝突時の安全対策が取られています。また、モニター装置採用による異常検知・故障時の乗務員支援等ができます。
③天井や側面をガラス張りとした開放感のある車内デザインになっています。
④4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)対応の車内表示器を設置します。
⑤グループで利用でき、より一層自然を味わえる特別室を導入します。