▪︎ 【JR西】「新型事業用車およびバラスト散布車を2027年春以降順次導入」と発表
JR西日本は、新型事業用車およびバラスト散布車を2027年春以降順次導入すると発表しました。これらは、現在使用している機関車や貨車を更新するもので、さらなる安全性の向上ならびに生産性の向上、環境負荷低減等による持続可能な鉄道運行の実現を目指します。
【車両の特徴】
・車両を構成する機械部品の削減により運行時、メンテナンス時の安全性が向上します。
・車両先頭部に衝撃吸収構造を採用します。
・運転士が意識を失うなど運転操作を継続できなくなった際に自動的に列車を停止させるEB-N装置を採用します。
・電気式気動車(ハイブリッド方式)の採用により、車両メンテナンスの効率化が期待できます。併せて、燃費向上が期待できます。
・従来の機関車・貨車扱いを解消することで運用効率の改善が期待できます。
【新型事業用車】電気式気動車(ハイブリッド方式)8両(1両×8編成)
・新型バラスト散布車の牽引のほか回送列車等の牽引および車両入換作業等に使用します。
・一部車両については嵯峨野観光鉄道の予備機として使用します。
【バラスト散布車】12両(4両×3編成)