▪︎ 【JR東】「2029年度導入予定の新型新幹線専用検測車を開発」を発表
JR東日本は、5方面の新幹線ネットワーク全方面で共通使用できる専用の新幹線検測車を2029年度に導入すると発表しました。詳細は以下の通りです。
・新たな新幹線専用検測車は、同時に開発を行う次期秋田新幹線(E6系の後継車)をベースとして最高速度 320km/hに対応した新在直通車両です。
・車両形式:E927形、検測エリア:東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形・秋田新幹線、最高速度:320km/h
・省人化や遠隔からの無人検測の実現に取り組みます。さらに、営業車と同様に自動運転導入の検討を進めます。
・搭載する主な検測装置は軌道変位検測装置(レールの歪みを把握)、電車線金具モニタリング装置(電車線金具の状態を把握)、トロリ線状態測定装置(摩耗、高さ等を把握)です。
・デザインの監修は、E10系のデザインを手がけているtangerine社が担当します。カラーリングはJR東日本グループの社員の応募作品の中から選定を行う予定です。