▪︎ 【JR東】【鉄道総研】「2025年3月より超電導送電で営業列車に電力を供給」を発表

この記事は約1分で読めます 更新日: 2025年02月25日

鉄道総合技術研究所とJR東日本は、中央本線日野〜豊田間において、2025年3月から超電導送電で営業列車に電力を供給する実証実験を開始すると発表しました。営業ダイヤに応じた複数の営業列車の力行に必要な電力の供給や、ブレーキ回生により生じた電力の他列車への供給といった複合した電力を超電導ケーブルで送るなど、機能の実証を目的とした試験を実施し、超電導き電システムの課題を抽出します。最先端技術を利用した超電導き電システムは、ある一定の温度以下で電気抵抗がゼロとなる超電導材料を素材に用いた超電導ケーブルと、その冷却装置から構成され、変電所から送り出した電力の損失を抑制して車両へ送ることができます。また、電圧降下を抑制することから、将来的に鉄道路線沿いに設置されている変電所の集約化、回生エネルギーの有効活用や送電時のエネルギー損失の削減が期待されます。

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JR東日本 E233系 トタT30編成の写真

イメージ画像 Photo: とりぃふぉと

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白猫
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