JR東海は、2026年度から2028年度にかけて、17編成のN700Sを追加投入すると発表しました。2026年度に4編成、2027年度に7編成、2028年度に6編成が追加投入され、JR東海のN700Sは合計76編成になります。これにより安全性・安定性の更なる...
【JR海】「N700S 17編成追加投入」を発表

JR東海は、2026年度から2028年度にかけて、17編成のN700Sを追加投入すると発表しました。2026年度に4編成、2027年度に7編成、2028年度に6編成が追加投入され、JR東海のN700Sは合計76編成になります。これにより安全性・安定性の更なる向上、異常時対応能力の強化、環境負荷の低減に貢献します。詳細は以下の通りです。
①安全性・安定性の向上、異常時対応能力の強化
○今回投入するN700Sのうち一部編成に営業車検測機能を搭載する予定です。営業車両で、ドクターイエローと同等以上のデータを高頻度に取得し検査ができるため、設備の安全性・信頼性を高めるとともに、保守作業のさらなる省力化が実現します。
○飛来物検知機能を搭載することで、パンタグラフへの飛来物付着等を画像解析で検知し運転士や指令所の係員に通知出来るようになり、異常時の運転再開を早期化できるようになります。
②安全性・安定性の向上、異常時対応能力の強化
○車両データ伝送機能の強化により、車両故障等の異常時より詳細な車両データを指令所等に伝送する事で、異常時の運転再開が早期化が出来るようになります。
○新たな機能として、バッテリによる空調稼働機能が搭載され、停電時の車内環境が改善されます。
③環境負荷の低減
○車体の一部に適用してきた再生アルミ部材の適用範囲を、車体側面の一部にも拡大します。
○地上装置で実施してきた架線電圧を維持する機能を車両に搭載します。全編成への導入後、地上装置の一部削減により、CO2排出量を年間約1万トン削減できる見込みです。
④整備作業の省力化
○自動座席転回装置の搭載により、車内整備作業が省力化出来ます。


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公式リリース

東海道新幹線 N700Sの追加投入について

イメージ画像 Photo: KoshiTomo(@Kt_n855gt747)

記事作成者:白猫 間違い指摘 

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