▪︎ 【近鉄】2026年1月16日名古屋線・山田線・鳥羽線・大阪線で新型一般車両1A系運行開始と発表
近畿日本鉄道は、2026年1月16日より新型一般車両1A系が名古屋線・山田線・鳥羽線・大阪線で運行を開始すると発表しました。名古屋線では、28年ぶりとなる新型一般車両の詳細は以下の通りです。
・外装は「青色」「白色」のツートンカラーです。
・バリアフリー対応の多目的トイレを設置し利便性向上が図られています。
・ベビーカーやキャリーバッグ・スーツケースなどの大型荷物対応スペース「やさしば」を1両あたり2箇所設置しています。
・夏期や冬期の車内保温のために、駅に長時間停車する際に乗客が個別に扉を開閉できるスイッチが設置されています。
・利用状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えることができるL/Cシートを設置します。1両のなかでロングシートとクロスシートを混在して配置することも可能です。
・冷房能力を向上させた空調装置の採用、扉の開閉に連動した空調制御の導入、車内温度センサーの増設で、きめ細やかな車内温度の調整が可能です。
・扉付近に大きな仕切り板を設置して座席に着席の乗客と立ち席の乗客に配慮しています。
・深紫外線LED装置の設置で車内空気の除菌が実施されます。
・車内防犯カメラを1両あたり4カ所設置し車内の状況を迅速に把握でき、非常通話装置の作動時などに乗務員や運転指令者がリアルタイムに車内の状況を確認できるようになります。
・各車両に1カ所の車いすスペース(フリースペース)を設けます。
・車内の扉上に大型の液晶ディスプレイを設置し、停車駅や列車の運行情報を多言語で表示する他、広告も放映します。
・新型のインバータ制御装置採用で従来車両より消費電力を約45%削減します。また、車内照明や前照灯にLED採用し環境負荷を減らします。
