JR東日本が2006年にデビューさせた「E233系」は、〈通勤・近郊輸送の“新しい標準車”〉を掲げて誕生した直流電車です。車内外のトラブルをできるだけ減らすため、主要機器を二重化する「冗長設計」を本格採用した最初の量産系列でもあります。
E233系は基本構造を共通にしつつ、走る路線に合わせて細かな仕様違いを持つ“ファミリー”形式です。中央線用の0番台を皮切りに、京浜東北線の1000番台、常磐線各駅停車の2000番台、東海道線に乗り入れる3000番台、埼京線の7000番台など、2025年現在までに多くのバリエーションが存在します。制御方式はIGBT素子のVVVFインバータ制御で、滑らかな加減速と省エネを両立。さらに、戸閉自動監視装置(ドアが完全に閉まったかを自動確認するしくみ)や、視認性を高めたフルカラーLED案内表示器など、安全と快適さを支える最新技術が盛り込まれました。
2016年5月13日の朝、千代田線内でのドア点検によるダイヤ乱れの影響で直通運転が中止となり、千代田線直...
撮影者:shinkyu 追加日:2016年5月13日
11月27日、東京地下鉄綾瀬検車区にて、「メトロファミリーパーク in AYASE」が開催されました。展示車両...
撮影者:まるちゃん 追加日:2011年11月27日