▪︎ 【JR東】「次世代車両駆動用インバータ装置を在来線車両に試験的に搭載」を発表
JR東日本は、三菱電機と開発を進めている小型軽量化・省エネ化を目的とした次世代車両駆動用インバータ装置(次世代VVVFインバータ装置)を山手線で使用しているE235系電車1編成に2台を2026年2月頃まで試験的に搭載すると発表しました。
【次世代VVVFインバータ装置による鉄道車両の機能向上の効果】
・次世代VVVFインバータ装置により、車体自体の軽量化に加え、床下に搭載している機器の軽量化が進みSiC素子のスイッチングロス低減により、鉄道車両の省エネ化に寄与します。
・従来品より小型化した次世代VVVFインバータ装置により、艤装スペースの削減、搭載場所の制約の緩和が実現し車両形式や編成構成に依らず床下艤装の最適化が図られます。
・艤装スペースを有効活用し新たなサービス機器を搭載することで、お客さまサービスを向上させることができます。
・空いたスペースに車両のモニタリング機能を拡充する装置を搭載することで、車両故障等の予見や故障防止が可能となり、更なる車両品質向上や列車の安定輸送が可能になります。
・小型軽量化技術は、異なる車両駆動システムを使用している車両(交流車両、ハイブリッド車両、蓄電池駆動車両)などにも応用が可能で、客室スペースの拡大や座席数増加なども実現できます。
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情報源・参考資料
公式情報イメージ画像 Photo: ネイキッドラング.(takuta3001)
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