▪︎ 【JR東】「E657系を改造した新たな夜行特急列車を導入」を発表
2025年6月10日に、JR東日本はE657系10両編成を改造した新たな夜行特急列車の導入を発表しました。
運転開始は2027年春で、首都圏〜北東北エリア(秋田?青森?岩手?)などを中心に運転するとのことです。
全席グリーン個室が想定されており1〜4人部屋とのなるようです。
現状E657系K11編成が運用から長期離脱中であり、今後の動向が注目されます。
(エクステリアデザイン)
・1号車側には、夜行列車(ブルートレイン)の記憶を受け継ぐ明るい青「メモリアルブルー」を、10号車側には、真夜中から夜明けへと向かう時の流れを象徴する濃紺「ミッドナイトホライズン」となる2色の異なるカラーリングが施されています。
(インテリアデザイン)
・「シンプルでありながら上質な移動空間」をコンセプトに、プライベートスペースを確保するため全座席グリーン車指定席の個室タイプになります。
・「プレミアムグリーン個室(1人用/2人用)」では、シンプルな形状と配色を採用しています。靴を脱いで過ごせる室内にはL字型ソファを配し、座面を組み替えることで、リラックスした姿勢からフルフラットのベッドスタイル(幅190㎝×長さ200㎝程度)まで、自在に楽しめます。玄関や荷物置きとして使用可能なスペースも存在します。
・「グリーン個室(1人用/2人用)」では、1人用個室にはひとりでもゆったりくつろげるよう落ち着いた色味を、2人用個室には家族や友人との会話が弾むよう、華やかで親
しみやすい配色を採用しています。座席は、簡単な操作でフルフラットになります。
1人用個室でのフラット使用時:横になれるフルフラット面の大きさは幅90㎝×長さ195㎝程度
2人用個室でのフラット使用時:横になれるフルフラット面の大きさは幅185㎝×長さ200㎝程度
・「グリーン個室(4人用)」では、最大4人の家族や友人同士で利用できる常時フルフラットの個室です(横になれるフルフラット面の大きさは幅325㎝×長さ195㎝程度)。
4人が横になって休める広さを備えたシンプルな空間で、乗客により自由に過ごせるようになっています。玄関や荷物置きとして使用可能なスペースも存在します。
・ラウンジは、車内唯一のオープンスペースとして、開放的でありつつも乗客をやさしく包み込むような落ち着きのある空間を目指しています。この列車を利用の乗客であ
ればどなたでも利用できるスペースです。
・他にも、車いす利用の乗客にも快適に利用できるよう、6号車に1人用および2人用の車いす対応グリーン個室が計2室あります。