京浜急行電鉄は 2025年5月12日に公表した 2025年度鉄道事業設備投資計画(総額 約370 億円)で,主力通勤形の1000形(旧称:新1000形)を8両固定×2本(計16両)新造する方針を明らかにしました。公開されたイメージでは,2017年度車以降続いて...
▪︎ 【京急】「銀色の新1000形再増備」を発表

京浜急行電鉄は 2025年5月12日に公表した 2025年度鉄道事業設備投資計画(総額 約370 億円)で,主力通勤形の1000形(旧称:新1000形)を8両固定×2本(計16両)新造する方針を明らかにしました。
公開されたイメージでは,2017年度車以降続いていた全面塗装をやめ,再び側面をラッピング処理とするデザインが確認でき、外観の変化が大きな話題になっています。
車内には地上側で映像をリアルタイム確認できる新型防犯カメラも搭載される予定で,安全強化と合わせて老朽化が進む1500 形の置き換えを加速させる狙いです。
◾️ デザインのポイント
・ステンレス車体ベース+側面ラッピングに回帰し,窓周りが銀色に戻るため“旧ラッピング車”以来のシルバー多めの姿になります。
・前面は従来のフルレッド塗装を維持しつつLED前照灯・フルカラー行先表示器を採用
・新型防犯カメラを全車に装備し,地上側でリアルタイムモニタリング可能に
・多目的フリースペース,窓の一部開閉化など既存1000形更新工事と同仕様を踏襲
京急は既に省エネ効果を理由に1500形を1000形で順次置き換える方針を示しており、今回の2編成もその流れとみられます。置き換えペースは年間16~20両程度とされており,2026年度以降も増備が続く見込みです。

公式リリース

2025年度 鉄道事業設備投資計画

記事作成者:アザレア 間違い指摘 

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