▪︎ 【名鉄】「新型通勤車両500系2026年度にデビュー」を発表

名古屋鉄道は、2026年度から新型通勤車両「500系」を新造し、100系の後継として豊田線・犬山線と名古屋市交通局鶴舞線との相互直通運転車両として2026年度から運行すると発表しました。新型通勤車両「500系」は6両組成1編成で順次新造されます。
・名古屋本線などで運行している9500系と同等の性能を備え、名古屋市交通局鶴舞線との相互直通運転に対応した車両長20mで4扉です。
・外観デザインは、名鉄車両のシンボリックカラーである赤(スカーレットレッド)と、名鉄グループの経営ビジョンスローガン「名鉄×WAO!」ロゴで使用されている青を追加し、正面は左右非対称のデザインとなっています。
・車内デザインは、木目調の大型袖仕切りとベージュ系の壁により、落ち着いた温かみのある空間を演出します。丸みを帯びた袖仕切りの形状により圧迫感の軽減を図ります。シート生地に明るい青色を使用し全体的に柔らかな、親しみやすい雰囲気になっています。
・車内案内表示器の4カ国語対応(日・英・中・韓)などでインバウンド対応を行います。
・防犯カメラを設置し、運転指令などでリアルタイムに映像を確認できる機能を搭載します。
・従来の通勤型車両100系と比較し、消費電力を最大35%削減するSiC(シリコンカーバイド)パワー半導体を使用しています。