西武鉄道は、山口線(レオライナー)に新型車両を導入します。2027年度にかけて全3編成を順次更新することとし、8500系車両(通称レオライナー)はすべて新型車両に置き換えると発表しました。詳細は以下の通りです。
・新型車両の導入両数は12両(4両×3編成)です。
・運行開始は2025年度末の予定です。
・新型車両の製作は三菱重工業株式会社です。
・新型車両では、現行のクロスシートからロングシートに変更し輸送力が強化されます。
・先頭車最前部には親子で前面の車窓が楽しめる「kids SEAT」が設置されます。
・第1編成はベルーナドームを本拠地とする埼玉西武ライオンズをイメージしたデザインになります。
・第2編成以降のデザインは次年度以降公表予定です。
・2号車および3号車にショーケースを設置します。ショーケース内の展示物は現在検討中です。
・車両に1か所車いすスペースを設置します。
・各ドアの上にLCD式車内案内表示器を設置します。
・リアルタイム通信式の車内防犯カメラを各車両に2台搭載します。
・ホーム上の状況を運転台に設置したモニタに表示する車側カメラシステムを搭載します。
・事故や列車運行への妨害行為等発生時の状況確認および原因究明を目的に、列車運行中の前方および後方映像を記録するドライブレコーダーを搭載します。