JR西日本は、2025年3月15日にダイヤ改正を実施すると発表しました。4月13日より開催される大阪・関西万博に合わせて、列車の増発に加えて、山陽・北陸新幹線の臨時列車増設や在来線の有料座席サービスの拡大が実施されます。詳細は以下の通りです。
【万博アクセス輸送】
◎新大阪駅から桜島駅までを直通する「エキスポライナー」を設定します。
◎万博アクセスに便利になるように、大阪環状線では朝と夜、JRゆめ咲線では夜に増発するほか、阪和線では朝に列車を増発します。
【山陽新幹線】
◎鹿児島中央駅始発の定期「みずほ」より早い時間に発車する臨時「さくら」鹿児島中央駅6:00発を設定し、9時台に新大阪駅に到着します。
◎利用が集中する時間帯に臨時「のぞみ」を上下各2本増発します。
◎博多駅行き最終定期「のぞみ」より遅い時間に発車する臨時「のぞみ」を設定します。
◎700Sで毎日運転する列車の全てを、ビジネスブースを設置した車両で運転します。
◎全ての「のぞみ」の3号車を自由席車両から指定席車両に変更します。
◎16両編成車両の奇数号車に設置している一部の共用トイレを女性専用トイレとします。
【北陸新幹線】
◎金沢駅始発・終着となる臨時「かがやき」を上下各2本増発します。そのうち1本を東京駅行き最終定期「かがやき」より遅い時間に発車する臨時「かがやき」を設定します。
【在来線】
◎琵琶湖線・JR京都線・嵯峨野線・JR宝塚線で有料座席サービス「快速 うれしート」を拡大します。併せて、JR神戸線・奈良線・山陽線(広島エリア)では、設定列車を拡大します。
◎JR神戸線の通勤特急「らくラクはりま」を1往復増発します。
◎広島新駅ビル「ミナモア」開業に合わせ、山陽線・呉線で、土休日の日中時間帯を中心に列車を増発します。
◎特急「うずしお」の運転区間を見直し、全て高松～徳島間とします。
2025 年 3 月 15 日 ダイヤ改正を実施します ～大阪･関西万博開催に合わせて列車を増発します～
イメージ画像 Photo: Muchiko