JR北海道は、2025年3月15日にダイヤ改正を実施すると発表しました。詳細は以下の通りです。
【札幌・旭川~網走間】
◎特急「大雪」を特別快速「大雪」とし、快速列車として毎日運転します。特別快速「大雪」はH100形2両で運転し、すべて自由席で運転されます。旭川駅では特急「ライラック」と同一ホームで乗り換えの利便性が向上します。
◎特急「オホーツク」を利用しやすいダイヤに見直しします。
○下り(札幌・旭川 → 北見・網走方面)の特急「オホーツク3号」は札幌発を2時間繰り上げ、北見・網走到着が20時台になります。
○上り(網走・北見 → 旭川・札幌方面)の早朝の特急「オホーツク2号」は約1時間繰り下げて網走・北見方面から利用しやすい時間に変更します。特急「オホーツク4号」は約3時間繰り上げて運転します。
◎朝の生田原発遠軽行き普通列車を網走始発に延長し網走方面から北見・遠軽方面への通学列車を増発します。
【札幌〜旭川間】
◎旭川5:18発札幌行き特急「ライラック2号」、札幌23:05発旭川行き特急「カムイ47号」を取りやめ、札幌16:30発旭川行き特急「カムイ29号」、旭川21:00発札幌行き特急「ライラック44号」を新規に設定し運行します。
【札幌〜釧路間】
◎「おおぞら7号」の停車駅を見直し(追分・新夕張・池田・白糠駅を通過)、札幌~帯広間は2時間21分、札幌~釧路間は3時間54分の最速達列車となり、釧路には18時前に到着します。これに伴い、特急「おおぞら5号」は追分・新夕張駅に停車します。
◎夜間の特急「おおぞら12号」「とかち9号」は、利用状況にあわせてトマム駅の停車を取りやめます。
【札幌〜函館間】
◎函館行き特急「北斗2号」において、伊達紋別・大沼公園・五稜郭駅を通過で所要時間が短縮し、札幌~函館間は3時間29分の最速達列車となります。
《普通列車》
◎石勝線(千歳~新夕張間)で、現行のキハ40・150形12本すべてをH100形に置き換え最大11分早く到着します。H100形を投入で車両の冷房化や低床化、車いすスペースや車いす対応洋式トイレが利用できるようになります。H100形で運転する列車では、各駅で乗客がボタンを押してドアを開閉し、乗り降りする方式になります。
◎富良野線では、日中時間帯を中心に、富良野駅発着計8本の普通列車を1両から2両編成にします。夜間の一部列車の運行を取り止めます。
◎花咲線・釧網線・函館線(函館〜森間)で、早朝、夜間の一部列車の運行を取り止めます。
◎利用の少ない5駅(根室線東滝川駅、花咲線東根室駅、宗谷線雄信内駅・南幌延駅・抜海駅)廃止します。
◎2025年4月1日より釧網線緑駅は自治体(清里町)による維持管理に移行します。