東武鉄道は2024年12月13日に、2025年3月15日(土)に実施する東上線および鬼怒川温泉方面一部特急列車のダイヤ改正の詳細を発表しました。
東上線では、日中時間帯には、現行1時間あたり4本運転している急行列車を6本に増発し、10分間隔での運転を実施します。
増発される急行は池袋〜川越市間の運行で10分毎で運転されます。
これにより東上線全体の速達性向上を図ります。また、柳瀬川~新河岸駅間の急行通過駅においても、準急・普通列車を約10分間隔で運転することでわかりやすいダイヤを目指します。
通勤・通学時間帯の混雑緩和策として、平日朝時間帯に池袋行きの上り普通列車1本を準急に格上げするほか、夕夜間時間帯には池袋発の下り準急列車を平日2本、土休日1本増発します。
土休日早朝時間帯には、湘南台行きの急行列車1本を快速急行列車に変更し、東海道新幹線や神奈川県方面へのアクセス向上を図ります。
鬼怒川温泉方面では、浅草発着の特急スペーシアおよび特急リバティが新高徳駅に新たに停車。2024年5月に開業予定の「日光たかとくキャンプステーション」へのアクセス向上を図ります。
なお、安全・安定輸送の向上のため、ホーム柵(可動式)整備に伴う停車時間調整により、一部列車の始発駅出発時刻を1分程度繰り上げるとしています。