JR東日本は、高崎・盛岡エリアにディーゼルハイブリッドシステムを搭載した新型車両を導入すると発表しました。新型車両の概要は以下の通りです。
◎車両形式:HB-E220系(1両編成HB-E220形、2両編成HB-E221形+HB-E222形)
◎新造車両数:32両
○高崎エリア:2両編成×8本
○盛岡エリア:2両編成×6本、1両編成×4本
◎2025年度下期営業開始予定
◎投入予定線区
○高崎エリア:八高線(高麗川~高崎間)
○盛岡エリア:東北本線(花巻~盛岡間)、釜石線(花巻~釜石間)
◎新型車両の特長
○ディーゼルハイブリッドシステム(ディーゼルエンジン発電機と蓄電池という2種類の動力源を、単独あるいは組み合わせて動力を発生させるシステム)を採用します。
○排気中の窒素酸化物(NOx)、黒煙などの粒子状物質(PM)を低減するエンジンを搭載します。
○片側2扉から片側3扉に変更します。
○フリースペースを設け、車いすやベビーカーでの利用がしやすくなります。
○電動車いす対応の洋式トイレを設置します。
○各車両の客室に防犯カメラと非常通話装置を設置します。
○メンテナンス性向上を目指し、液体式気動車特有の部品の削減や電車同様の機器を採用します。
○ステンレス製車体で座席はロングシートを採用しています。