京急電鉄は、2022年11月26日に京急線を「アフターコロナの沿線を、より便利に、より快適に」を目標に、1999年7月以来23年ぶりに大幅にダイヤ改正すると発表しました。
【今回のダイヤ改正のポイント】
①日中の運行パターンを「快特」「特急」交互10分間隔に変更します。
待ち合わせ駅での接続も改善し、特急停車駅からの乗車機会が増えるとともに、普通との接続も見直します。
②日中の空港線~品川・都営線方面は「快特」から一部「特急」に変更します。乗り換えなしで都心方面へ移動が楽になります。
③ウィングサービスを改善し、モーニング・ウィング5号の品川駅到着時間を利用しやすい時刻に変更(約30分繰り上げ)します。平日夕方の通勤時間帯に運転「イブニング・ウィング号」に、1か月間全8列車を制限なく利用できる「Wing Pass(イブニング・ウィング号)」を期間限定で、2023年1月から開始(2022年12月1日から発売開始)します。土休日の日中運転「ウィング・シート」の上り乗車可能駅を追加、利便性が向上します。
④電車のダイヤ改正に合わせて、バスも同時にダイヤ変更し駅から先の利便性も向上させます。
◎平日ダイヤの主な変更点
朝の通勤時間帯の一部「快特」を「特急」に変更します。(5本)
朝の通勤時間帯の京急久里浜駅および逗子・葉山駅始発の「特急・羽田空港行」を取りやめます。(2本)
朝の通勤時間帯の一部列車の金沢文庫~神奈川新町・品川駅間での12両運転を取りやめます(上り6本、下り2本)
品川始発21時以降の一部「特急・三崎口行」を「特急・浦賀行」に変更します。(2本)
◎土休日ダイヤの主な変更点
三浦半島への観光での利便性向上で、10分間隔で運転します。
利用の少ない19時以降の京急久里浜~三崎口駅間を20分間隔で運転し、泉岳寺~三崎口駅間運転の「快特」を「特急」に変更します。(上下6本)
19時以降の都営線~空港線への一部の下り「エアポート急行」を「快特」に変更します。(7本)
◎始発・終列車関係の変更点
京急蒲田駅始発5時24分の「快特」羽田空港行を「普通」に変更します。
羽田空港第1・第2ターミナル駅始発「品川行」終列車の変更に伴い接続列車等関係列車の時刻・行先の変更をします。
鉄道・バス・まちづくり一体で多極型まちづくりを目指します。 11.26 京急線が23年ぶりの大幅ダイヤ改正を実施します
イメージ画像 Photo: Keio eleven(@keioeleven)