▪︎ 【JR北】「737系通勤形交流電車」新造を発表
JR北海道は、キハ143形気動車などの置換用として、737系通勤形交流電車13編成(26両)製作すると発表しました。2022年冬に最初の編成が落成し2023年春までに順次落成し2023年春より室蘭線(苫小牧~室蘭間)で運用予定です。外観は「さくらいろ」をイメージした淡いピンク色の塗装にし、前面部は黒色をベースとし、視認性向上を目的にコーポレートカラーのライトグリーンと警戒色の黄色を入れたデザインとします。内装は、乗降ドアを淡いピンク色とし、座席は、北海道内に咲く色とりどりの花をイメージしたドットをちりばめたデザインとします。車両の主な特徴としては①JR北海道の通勤形電車では初めてワンマン運転に対応する装置を搭載します。②客室床面を低くし乗降口のステップを無くしバリアフリー化を推進しています。車椅子の乗客が利用出来る大型トイレを設置します。車椅子スペースを設置するほか、各車フリースペースを設置し、車椅子利用の乗客以外にもベビーカー利用の乗客や大きな荷物の乗客にも快適に利用出来るように配慮しました。③主変換装置にハイブリッド SiC(シリコンカーバイド)モジュール、照明にLEDを採用し環境性能の向上させより消費電力を抑えてます。